九州磯釣連盟 海洋磯釣倶楽部(サーフメイズJAPAN)2025.3月で創立50を迎えました
2009.5.1.「機関誌 海洋だより」記載文より、ホームページに転載公開
2021.12.リニュアル公開 musick 白鳥の湖


北九州市若松区 洞海湾と若戸大橋 若松港 すぐそばに吉田印刷所がある、私達のストリーはここで始まった






友情と交遊 その果てにあるもの


年に十数度、若戸大橋を渡り、若松の地を踏み歩くのだが、この地は私の生きがいとか、人生の基礎を踏み固めた、足跡が多く残っている。その史礎を踏むたびに、懐かしい想い出があふれ、又、寂しく消えてゆく。

平成23年度に入り、1月に二度、2月は三度、3月は二度、足を踏み入れたのだが。今年3度目に入ったのは、藤崎さん家に行くのが目的だった。
それは、釣りで亡くなった藤崎慶治くんの三回忌。そして藤崎美奈ちゃんの三回忌でもあった。


あらかじめ電話で訪問することを告げていたのだが、それは昨年末よりの約束。
そして1月30日、いつもの高塔山下、白山神社から入る藤崎さん家は、ちょっと急坂で、雪が降ると車は登れないが、この日はポタポタ雪が少しだけ舞いちる日だった。

妻と二人で、手入れされた五葉松にレモン木が大きく茂った芝生広場から入る玄関は、いつも緑豊かで、愛情のこもった家庭がすぐに分かる。
チャイムを鳴らして玄関に入ると、孫の○○ちゃんが出迎えてくれて、幸福そうなおじいちゃんが「ジョーさん、寒かったろう。洋子ちゃん、早う上がり」と勧めてくれる。
奇麗で優しい奥様が、いつも気配りしてくれて、すごーく入りやすい家。

すぐに慶治くんと、美奈ちゃんの神棚に行き、手を合わせ、少しばかり二人の面影を浮かべた。
すると、すぐに藤崎さんが応接間に呼びつけてくれて、温かいコタツの中に入り、いつもの雑談。
今日は、妹のさゆりちゃんも会社がお休みで、みんな元気。孫が可愛くてしょうがない、おじいちゃん、おばあちゃん。
今日は温かーィお話しばかりで、お昼まで頂いてしまった。

帰り際、「ジョーさん家の庭木の手入れをするケ、4月に家族で行くョ」と言われて、洋子ちゃんが「お待ちしています」で、お別れしました。ありがとうございました。


海洋磯釣倶楽部 35周年記念誌で紹介したもの

平成21年1月23日、若松ひびき灘、脇ノ浦港に近い西部埋立地で、元 会員であった若者が海難事故で亡くなりました。
このことは「機関誌 海洋だより」 21年3月号に記載し、あらためて、21年4月号に、もう一度記載しました。
事故の内容 及び 検証は16Pにわたり詳しく紹介しております。又、その後の成り行きも含めて「海洋磯釣倶楽部 創立35周年記念誌」の中で

「釣り人の命、海難事故を検証する」
◎機関誌、海洋だより、特集記事より抜粋。
◎釣りを後悔し、家庭を崩壊させた釣りとは。
  のテーマなどで56Pで製本いたしました。

その記念誌は、22年9月に製作し、初版220部はマルキュー・ファングループ九州MFGに120部。博多フレンドサーフ平戸大会ときに、参加者ならびにクラブや九州磯釣連盟福岡支部100部。その後、追加印刷250部作成し、中津ダイナミックサーフ、全日本サーフキャスティングクラブ本部執行部役員さん等に80部。他、釣り具メーカー12社、釣具店33店、友好釣りクラブや、釣研FG、北九州市長、港湾局、などに200部贈りました。
平成23年1月に230部、再刷りして全九州釣ライター協会45部、九州磯釣連盟 若松地区、支部、本部に贈リました。
合わせて750部を無料配布しています。在庫少々ありますが、ご希望の方には誰でも差し上げます。


その記念誌に感動した方々より、熱いメッセージ

たくさんの方々より熱いメッセージを頂いています。

◎全日本サーフ、中津ダイナミックサーフ、永松会長より「釣り人の事故、検証については今、釣り人のテーマであります」ぜひ、全日本サーフの本部役員も本誌を参考にして、今からの取り組みをプログラムしたい!!
◎MFG九州の永島さんから、大変感動しました。などの色々な、お話しをいたしました。
◎東京都、大阪府、千葉、茨城、三重、名古屋に住む親戚、釣り人からも、釣りの事故に注意して下さい等々のメッセージをたくさん頂きます。
◎(財)日本釣振興会、九州地区支部、福岡県支部、釣り具メーカー様、など各方面の皆さんから、感動と熱いメッセージを頂きました、ありがとうございます。
◎釣りの事故についての様々な考え方がそれぞれにありますが 「もっと安全意識を釣り人みんなが共有することが大切ですね」 というメッセージを、たくさん寄せられています。




藤崎慶治君の記載稿を贈ります


海洋磯釣倶楽部20周年記念誌 記載稿

 
響灘釣り


                                        海洋磯釣倶楽部 藤崎慶治

昨年、車の免許を取ったので、休日に、釣りに出掛けたり、今何が釣れているのか、響灘へ様子伺いに良く行っています。
平成8年7月は、父と夜釣り、響灘へ良く行きました。
ある夏の夜釣りの事です。当たりを待つ事3時間位、動かぬ潮がやっと動き出し、ぼつぼつ、木っ葉クロが釣れ出し、まず僕に一番の大当たりがありましたが、合わせが早かったのかバラしてしまった。
次に父に当たりがありメイタの手の平級が釣れました。そして浮子を潮の流れに任せ、流していくと、かなり良い当たりがあります。浮子がゆっくりと沈み「何かな」と、合わせると、竿に手応えがあった。とても引きが強い。バラさないように、やりとりをしながら岸に寄せる。
父がタボですくってくれたらセイゴだった。30p位あった。
その後、僕は運河に釣りに行きアジゴやメバル等を釣っています。近頃は会社の人から誘われ、若松響灘に良く釣りに行っていますが、大きな当たりがある時もあれば、友人ばかり、当たりがあったり、僕の方はサッパリということもあります。
仕掛けが悪いのか、場所が悪いのか分かりませんが、とにかく近場の響灘へ良く行きます。
遠出の釣りはもう少し運転に慣れてから徐々に範囲を広げて行きたいと思います。
皆さん、若松響灘でウキを流すとき声を掛けて下さい。
今後とも宜しくお願いします。


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第五部 友情と交遊.その果てにあるもの








                 文・稿 上瀧勇哲